岩手県主催「遊休不動産を活用した『住まいのサブスク』という新提案」に株式会社ニット西出が登壇しました＜9月28日登壇レポート＞

地域とのながりをつくり、コミュニティの運営も行う西出がトークセッションで語りました

オンラインアウトソーシングサービス「HELP YOU（ヘルプユー）」を運営する当社は、2015年よりフルリモート前提で創業。現在約500人が日本全国・世界35カ国からオンラインで業務を遂行しています。令和4年9月28日(水)に、岩手県が主催するセミナー「遊休不動産を活用した『住まいのサブスク』という新提案」に、ニットのメンバーである西出が、トークセッションに登壇しました。自らも家を持たずアドレスホッパーとして、定額住み放題多拠点生活プラットフォーム『ADDress』を活用しながらこれまで全国90拠点以上で多拠点生活を実践し、2021年には「WORKATION AWARD」で個人賞も受賞した西出。彼がどのように地域とのつながりを作っていくか、体験談も交え語りました。

▼セミナーの情報はこちら
https://iju.pref.iwate.jp/4964/

・開催概要

◆セミナータイトル

遊休不動産を活用した『住まいのサブスク』という新提案
～注目される多拠点居住に対応した空き家・空き部屋等の活用法～

◆イベント開催日時
　2022年9月28日(水)　13：30～15：30

◆参加対象者
① 空き家・空き部屋、古民家等の活用を検討中の方（不動産事業者、ゲストハウス運営者、個人等）
② 地域振興や地域コミュニティ形成に取り組む行政職員等
③ 住まいのサブスク利用に興味がある方

◆キーワード
・おためし移住
・ワーケーション拠点
・地域のハブ
・関係人口

◆参加費
　無料

◆場所
　岩手県公会堂またはオンライン

▼セミナーの情報はこちら
https://iju.pref.iwate.jp/4964/

・登壇者プロフィール

◆登壇講師

佐別当隆志氏【株式会社アドレス代表取締役社長】
2000年株式会社ガイアックス入社。2013年都心に一軒家を購入し、家族とともにシェアハウス「Miraie」の運営を開始。2016年シェアリングエコノミーの普及・推進と共助社会を実現するため、シェアリングエコノミー協会を設立し、事務局長に就任。2017年内閣官房シェアリングエコノミー伝道師に任命。2018年定額で全国住み放題の多拠点移住サービスを展開する「株式会社アドレス」を設立。

北辻巧多郎氏【株式会社LIFULL 地方創生推進部　LivingAnywhere Commonnsグループ】
1988年生まれ宮城県仙台市育ち。2012年 LIFULLに新卒入社。営業を6年間従事。その後、総務省の制度「地域おこし企業人」を活用し、岩手県釜石市へ出向。 2年間自治体職員として、空き家問題の課題解決を行う。帰任後はLivingAnywhere Commonns事業にて行政や企業とのアライアンス事業の統括を担当。

◆トークセッションゲスト

西出裕貴【株式会社ニットコミュニティマネージャー / ADDress会員】
会社員（フルリモート）をしながら、複業でイベント・フェス・コミュニティづくりやコンサルを仕事にする。家が無い暮らしも3年目。ADDressを活用しながら、アドレスホッパーとしてこれまで全国90拠点以上で多拠点生活を実践。また町田市、神戸市、多良木町などの自治体で様々なプロジェクトにジョインし、昨年は WORKATION AWARD2021 で500近くの応募から個人賞を受賞。

角田尭史氏【LivingAnywhere Commonns石巻コミュニティマネージャー】
自身もユーザーとして、2019年11月よりLACを利用。フリーランスから起業するなど多様な働き方・暮らし方を実践する中で、LAC石巻拠点「OGAWA」を運営する株式会社巻組と出会い、2021年11月に石巻に移住。2022年4月よりコミュニティマネージャ―となる。

・登壇者の声：西出裕貴　株式会社ニットコミュニティマネージャー

情報社会が進むにつれ、観光や移住に関しても、観光地・宿・物件など、ハード面が重視されるだけでなく、人の繋がり・体験など、ソフト面での設計が重要視される流れが出ています。
1度来てもらうことが目的ではなく、何度も足を運びたくなる、友達になるくらいのゆるやかな繋がりを生むことが、これからの時代はより一層求められること、単なる観光・移住の枠組みだけでなく、グラデーションで捉えていき、個々人に合うものを選択できることの重要性を、他の登壇者の方々やご参加いただいた方の声を聞いて感じました。岩手県庁様をはじめ、貴重な機会をくださりありがとうございました。

・参加者の声

○地域振興や地域コミュニティ形成に取り組む行政職員・団体職員等からの声
・空き家の利活用の可能性を知ることができた。今後の施策につながるヒントになったかと思う。

・実践者の皆様からの生の話を聞けて良かった。

・定住そのものの考え方を見直す必要性を感じた。

・地域での導入の可能性を感じました。住まいまでサブスクというと唐突な感じがしましたがコロナで進んだリモートワークを生かした新しい取り組みと感じた。

○空き家・空き部屋、古民家等の活用を検討中の方（不動産事業者、ゲストハウス運営者、個人等）からの声
・岩手でこのようなことを進めていることがうれしかったです。とても興味があることなのでこれから楽しみです。

・実際の利用者（西出さん）から生の声が聞けて良かった。

・開催背景

岩手県では、空き家・空き部屋・古民家等の活用を検討中の方、住まいのサブスク利用に興味のある方向けに、遊休不動産を活用した「住まいのサブスク」セミナーを開催しました。全国の住まいのサブスク会員が来県できる宿泊拠点づくりを促進することにより、各拠点を核として地域コミュニティに関わる方やお試し移住者の増加を図ることを狙いとしています。