電気保安協会全国連絡会のSNS活用講座にニットのディレクターが登壇しました

仕事にSNSを取り入れるうえでのコツをご紹介しました

オンラインアウトソーシングサービス「HELP YOU(ヘルプユー)」を運営する当社は、2015年よりフルリモート前提で創業し、現在、約400人が日本全国・世界33カ国からオンラインで業務を遂行しています。2021年11月、電気保安協会全国連絡会様にて開催の「SNS活用講座」にニットのディレクターを務める伊藤尚が講師として登壇したことをお知らせいたします。伊藤は「函館市公式観光インスタグラマー」や広報、ライター/記者としての経験を生かし、お客様のSNS運用などをサポートしています。今回の講座では、各SNSプラットフォームの特徴や、投稿内容の選び方、投稿文面の書き方などを紹介しました。

開催概要

・開催月  :2021年11月
・開催場所 :Zoom
・参加対象者:電気保安協会全国連絡会のご関係者様

SNS活用講座を開催した背景

電気保安協会全国連絡会の会員である全国各地の電気保安協会様では、これまでにテレビCMや街頭広報活動、各種講習会などのさまざまな広報活動を行ってきました。今後、広報活動にSNSを取り入れたいというご希望があり、ニットにお声がけいただきました。新しい広報活動を取り入れることで、若手の入会者促進(採用活動)にもつなげていきたいという目的もあります。

SNS活用講座の流れ

・講師紹介
・HELP YOU紹介
・SNSの利用動向
・各SNSプラットフォームの特徴と運用のポイント
・自社に合ったSNSプラットフォームの選び方
・アカウント設計のコツ
・コンテンツ制作のコツ

SNS活用講座で紹介した内容

◆SNSの利用動向
今、世界ではどれくらいの人がSNSを利用しているのか、その規模と影響度を説明するために、FacebookやInstagram、Twitterなどのユーザー数を紹介しました。現在、約38億人がSNSを利用していると言われています。

◆各SNSプラットフォームの特徴と運用のポイント
SNSの利用を始める前に、まずは各プラットフォームの特徴を押さえることが重要です。

Facebookの特徴
世界的に見るとユーザー数が多い。リアルで接点のある人とコミュニティを形成するのに向いている。ユーザーの年齢層は30代後半以上。

Facebook運用のポイント
お役立ち情報や啓発情報をしっかりとした文章で届けるのがおすすめ。

Twitterの特徴
リツイートによる拡散力が特徴。リアルタイム性に優れている。匿名性ということもあり、なりすましや炎上リスクが高いため利用には注意が必要。140字の制限があるため、しっかりと何かを説明したい場合には不向き。

Twitter運用のポイント
有名、あるいは面白い「◯◯の日(例:いいにくいことをいう日)」はトレンドに入りやすいので事前にチェックして投稿文面を作成しておくのがおすすめ。炎上リスクの高い話題は避けると良い。

Instagramの特徴
画像で視覚的に商品の魅力などを伝えられる。アイデア次第で独自性を出すことも可能。10〜20代の約7割が利用している。拡散力は高くないため、他のSNSプラットフォームと併用するのがおすすめ。

Instagram運用のポイント
投稿する画像の統一感を意識すると良い。ハッシュタグで検索されることが多いため、30個を目安にできるだけ多く付けるのがおすすめ。いろいろと試しながら、自分のアカウントと相性の良いハッシュタグを見つけよう。

◆自社に合ったSNSプラットフォームの選び方
届けたい話題の方向性」と「届けたい人の人物像」を軸に選ぶと良いでしょう。例えば、若い世代向けに有形の商品をPRしたい場合は、Instagramの利用が向いています。反対に、無形の商品の場合は、視覚情報がなくInstagramでは不利なため、FacebookやTwitterを活用すると良いですね。
◆アカウント設計のコツ
まずは、SNSの利用目的を明確化することが重要です。ブランディングなのか、会社・サービスの認知度向上なのか、顧客のエンゲージメント向上なのか。それによって、アカウントの設計方針は異なります。

また、情報を届けたい相手=ターゲットを明確にすることも欠かせません。年齢や性別、子どもの有無、年収、趣味、服装など、できるだけ具体的に考えることがポイントです。よりターゲットに刺さりやすいコンテンツ制作に役立ちます。

◆コンテンツ制作のコツ
SNSで相手に読んでもらいやすい文面作成のコツや、避けるべき話題ハッシュタグの運用方法などを紹介しました。

SNSでは、まずは投稿を目に留めてもらうことが重要なので視認性を意識すると良いでしょう。例えば、難しい漢字を使わず、ひらがな表記にするのがおすすめです。また、1文につき1要素を意識し、40字程度に短くまとめることで読み手の負担を減らせます。

炎上リスクの高い話題はできるだけ避けましょう。以下は、炎上する可能性が高いとされる「炎上さしすせそ」です。

SNS講座に参加した方の声

受講後、参加者向けにアンケートを行いました。

◆参加の動機
SNS講座を受講した動機として、広報活動や営業活動に取り入れたいという声が多くありました。SNS自体の使用経験が少なく、全般的な知識を得るために参加した方もいらっしゃったようです。

「SNSを活用した広報活動の導入を検討しているため。(男性:管理職)」
「SNSについて知識がなく、セミナーを受講し学びたいと思いました。(女性:管理職)」

◆講座の満足度
「大変満足」「満足」を合わせると参加者の97パーセントが講座の内容に満足してくださったようです。

SNSに関する基礎知識を体系的に学べたことに加え、事例を交えた説明がわかりやすかった、という声もあがりました。また、普段からSNSを利用している参加者にとっても新たな気付きがあったようです。

「SNSの基礎から言葉の使い方など、知らないことばかりだったのでとても勉強になりました。(女性:一般職)」
「ツイッターやインスタグラムは、普段使っているにもかかわらず、これまで知らなかった使い方を知ることができた。(女性:一般職)」
「普段使用しているSNSをマーケティングや広報という視点から考えたことがなかったため新鮮だった。(男性:一般職)」
「講師の方に事例をあげながら説明いただけたので、知識不足の自分でも内容を理解することができた。(男性:管理職)」

◆受講した感想
感想としては、仕事にSNSを取り入れるうえで役に立った、という声のほか、SNS利用のリスクに対して再認識したという意見も見られました。

「気軽にはじめられる分、チェック機能が疎かになったり、炎上への対策が不十分にならないよう気をつけないといけないと感じました。(男性:管理職」
「SNSは使い方次第で、トラブルを招くので注意が必要だと思いました。(女性:管理職)」

講師について

◆伊藤尚
ニットのフリーランスディレクター兼ライター。函館新聞社の「スタッフ記者」や、「函館市公式観光インスタグラマー」、フォトグラファーなど、さまざまな顔を持つ。それらの経験を生かし、ニットではお客様のメディア運営やSNS運用などをサポートしている。経歴としては、2010年に新卒で公共施設の広報課にジョイン。月刊広報誌の制作を担当。その後、コワーキングカフェの店長業やデザイン業、ライター業を経験し、フリーランスへ。2015年よりニットが運営するオンラインアウトソーシングサービス「HELP YOU」のディレクターとして活躍している。

◆講師からのコメント

大人数での講義でしたが、電気保安協会全国連絡会様のご協力もあり、機材トラブルなどなくスムーズに進めることができました。参加者の方を起点に”ゆるキャラ”を活用したTwitter運用案なども話題にあがり、とても楽しく講義を進めることができました。

また、すでにSNSアカウントを運用している参加者の方から具体的なご質問もありました。講義での質疑応答が、これまでにない方向性の投稿が生まれるきっかけとなったら光栄です。 

今まで一般的なマスメディアや自社ホームページ、チラシ・フライヤーのみを広報手段としていた企業にとって、SNSは得体の知れないものに見えるかもしれません。しかし、日本のユーザー数だけを見ても大きな影響力を持つメディア・ツールとして定着していることがわかります。「交流したい」「認知されたい」「こういう未来を実現したい」いう要望を叶える一つの手段となり得るのではないでしょうか。ネガティブな面を取り沙汰されることもありますが、有用な面もご理解いただけるようお手伝いしていきたいと思います。

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