「広報業務でChatGPT使ってみてどうだった?」パネルディスカッション開催レポート<3月9日>

オンラインアウトソーシングサービス「HELP YOU(ヘルプユー)」を運営する当社は、2015年にフルリモート前提で創業し、現在、約500人が日本全国・世界35カ国からオンラインで業務を遂行しています。
今話題のChatGPTですが、ライティングやリサーチ業務の際にディスカッション相手になる、とも言われており、ひとり広報などの人手不足を抱える担当者の強い味方になる可能性もあるのではないでしょうか?AI技術の発展に伴い、これからの時代の広報業務は大きく変化するかもしれません。このたび、ChatGPTを使って業務を遂行してみた2名の広報の方をお呼びして、どんな使い方をしたのか?今後の可能性は?など、ざっくばらんにパネルディスカッションを行いました。当日の模様をお届けします。

イベントについて

▼開催概要

「広報業務でChatGPT使ってみてどうだった?」パネルディスカッション

◆開催日時:2023年3月9日(木)12:00~12:45

◆集合場所:オンライン(Zoomミーティング)

◆所要時間:45分

◆参加費 無料(事前登録制)

▼開催趣旨
今話題のChatGPTですが、ライティングやリサーチ業務の際にディスカッション相手になる、とも言われており、ひとり広報などの人手不足を抱える担当者の強い味方になる可能性もあるのではないでしょうか?AI技術の発展に伴い、これからの時代の広報業務は大きく変化するかもしれません。このたび、ChatGPTを使って業務を遂行してみた2名の広報の方をお呼びして、どんな使い方をしたのか?今後の可能性は?など、ざっくばらんにパネルディスカッションを行いました。

▼登壇者情報
<パネリスト>

WHITE CROSS株式会社
広報・人事:田中是路 氏
https://twitter.com/kokoro_nattou

大学時代、日本拳法部に所属し、団体戦で全国大会優勝を経験。 エン・ジャパン株式会社に求人広告の営業として新卒入社。 その後、社長と副社長のみの会社に転職し、中途新卒の両面型エージェント業務と採用も兼任。 更に採用の知見を深めたいと考え、株式会社もしもに転職。 現在は2022年8月WHITE CROSS株式会社に転職し、 エンジニア・デザイナー、新規事業責任者などプロダクト側の採用担当を担いつつ、 2023年1月から会社初のひとり広報として活動中!

株式会社ライフェックス
広報:丸山悠未 氏
https://twitter.com/yuu3_maru3

新卒で、近畿日本ツーリストに入社し法人旅行の企画営業に約8年従事。国内海外の職場旅行から数千人規模のイベント運営、自治体の観光イベントまで幅広く経験する。その後個人営業を経て、HR系のベンチャーで新規事業のWebサービスの認知向上から事業推進を行う。 2021年3月にライフェックスにJoin。ひとり広報として広報部門を立ち上げ、コーポレートリブランディング、メディアリレーションズ、SNS/オウンドメディア運用、セミナー企画•運営、書籍出版PR、採用広報などを0→1で行っている。

<ファシリテーター>

株式会社ニット
広報:小澤美佳
https://twitter.com/mica823

2008年に新卒でリクルート入社。10年間、HR一筋。中途採用領域の代理店営業、営業マネージャーを経て、リクナビ副編集長として数多くの大学で、キャリア・就職支援の講演を実施。採用、評価、育成、組織風土醸成など幅広くHR業務に従事。2018年、中米ベリーズへ移住し、現地で観光業の会社を起業。
2019年、ニットに入社し、営業・人事を経験後、広報部署の立ち上げ。2021年はテレワーク先駆者百選の総務大臣賞やTOKYOテレワークアワードなど数々の受賞を実現。1年半でメディア露出数715件にのぼる。育休を活かして広報ノウハウを発信中!

当日の様子

◆導入

参加者が気になるキーワード

参加者にはお申込みの際に、当日聞きたいことは何ですか?という質問に答えていただきました。イベントの冒頭では、その解答内容をもとに、参加者がどのようなキーワードに注目しているのかAIテキストマイニングというツールを活用し視覚的に分かりやすく伝えていきました。下記の画像の通り、「ChatGPT」「キャッチアップ」「広報」「業務」「具体例」など、仕事でどう生かせるのかを聞いてみたいという回答が多かったことが分かります。


「広報歴は?」「ChatGPTをどのくらい活用してる?」
当日のイベント内でもリアルタイムでアンケートを実施しました。セミナーには広報の方が多く参加されていたため、「広報歴」を聞くとともに、「ChatGPTの活用の頻度」を聞いていきました。結果は下記のとおりです。ChatGPTの活用頻度では「触ったことがない:37%」が最も多く、「最初に触った程度:30%」が次に多い結果となりました。

質問:「広報歴」
1年目:22%
2~3年目:44%
4年目以上:20%
広報以外:15%
質問:「ChatGPTをどのくらい活用していますか?」
日常的に使っている:17%
週に1~2日程度使っている:15%
最初に触った程度:30%
触ったことがない:37%

 
◆「広報業務でChatGPT使ってみてどうだった?」パネルディスカッション


「どんな使い方してみた?」
今回登壇をいただきました2社の広報の方に、実際にChatGPTを仕事でどのように活用してみたのかお話いただきました。「プレスリリースのタイトルのヒントをもらうために」「アンケート設問の作成のヒントをもらうために」「アプローチしたいメディアをピックアップするために」などが挙がりました。

その中でも特徴的だったのは、「自分で執筆したnoteの記事にフィードバックを貰うという活用法でした。自分の書いた文章が不安な時、ChatGPTに「こんな内容の文章を作成しました!フィードバックをお願いします!」とURLを送るだけで、「ここがよかった」「こんな風に変更してみては?」などを回答してくれます。


「今後どんな活用の可能性がありそう?」
次に実際に広報業務で今後どのようにChatGPTを活用していくことができそうかお話いただきました。

やってみたこと・メルマガ執筆の際の改善策、案を出してもらう
・イベントの骨子つくりを10案出してもらう
・プレス作成時のデータの調査
・初めて対応する業務の手順を教えてもらう
今後の活用の可能性・所感<よかったこと>
・壁打ち相手、自分の視野を広げるため
・自分の頭にない情報を出してくれる
・新たな仕事が登場する可能性がある
・数字に強い

<注意した方がよいこと>
・情報はうのみにしない
 あくまでこういう考えもあるのか、と参考程度にとどめる
・質問の仕方によりもらえる回答が決まる(人間と一緒)

現在、ChatGPTのほかにも「Bing」「Notion AI」など多くのツールが登場しています。実際にそれぞれのツールを使ってみることで、どのツールがどの業務に向いているのか発見がありました。広報業務では「調査」「ライティング」にかなりの時間を要します。ひとり広報の方などは以下のように使い分けていけば業務の効率化を叶えられるかもしれません。

壁打ちやアイデアのヒントが欲しい時ChatGPT             
データなど調査する時Bing
ライティングをしてもらう時Notion AI

HELP YOU AIラボでは最新情報のピックアップと仕事での活用法を研究中

このたび「HELP YOU AIラボ」を発足し、実験的にChatGPTを社内の業務で活用しています。ChatGPTなどのAIを活用する中で、AIにお願いした方がいいこと、誰かにお願いした方がいいこと、自分がやるべきことの3つに業務が分類できることがわかってきました。また、AIが登場してきたことにより、新たに考えられる仕事や、サービス、施策なども見えてくる可能性があります。「HELP YOU AIラボ」を通じ新たな可能性を模索していきます。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000495.000059127.html

・オンラインアウトソーシングサービス「HELP YOU(ヘルプユー)」

さまざまなスキルセットを持った優秀なアシスタントチームがあなたの仕事をサポートする業務効率化のサービスです。バックオフィス系の業務(人事、経理、営業事務、資料作成など)をオンラインアウトソーシングとして請け、コア業務に集中できる環境作りに貢献します。
メンバーはアメリカ・フランス・ドイツなど世界35カ国に、東京都、宮城県、大阪府、福岡県など全国各地にいます。

HELP YOUサービスサイト:https://help-you.me/
HELP YOU採用サイト:https://va.help-you.me/

<本件に関するお問い合わせ>
株式会社ニット
広報担当:小澤/中野
電話番号:050-5212-5574
メールアドレス:pr@knit-inc.com