参加者の満足度95%!幸福学の第一人者、慶応義塾大学の前野隆司教授と考える!「ウェルビーイングの組織をつくる10のこと」<10月25日開催レポート>

幸福度診断での「職場の幸せ力」が一般平均を大きく上回るHELP YOUが慶応義塾大学の前野隆司教授とともに幸福度の高い職場環境についてセミナーを開催しましたので当日の模様をお伝えします

オンラインアウトソーシングサービス「HELP YOU(ヘルプユー)」を運営する当社は、2015年よりフルリモート前提で創業し、現在、約500人が日本全国・世界35カ国からオンラインで業務を遂行しています。このたび令和4年10月25日(火)に、幸福学研究の第一人者であり、慶応義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授兼慶応義塾大学ウェルビーイングリサーチセンター長を務める前野隆司教授を招き、ウェルビーイングな組織づくりについて考えるセミナーを開催いたしました。
「ウェルビーイング」を高めるために経営・マネジメント層は何をするべきなのか、幸福経営を実現する企業の実例や、リーダー層からのお悩みに答えながら、チームマネジメントにおいて即実践できるノウハウをお伝えしました。また、幸福度診断の中でも「職場の幸せ力」が一般平均より大きく上回るフルリモート組織「HELP YOU」での取り組み事例をインナーブランディング担当の西出がお伝えしました。

セミナー概要

◆タイトル

ウェルビーイングの組織をつくる10のこと

◆開催日時:10月25日 12:00~13:00
◆方 式:Zoom(PC・スマホで視聴可能)
◆受講料:無料

開催趣旨

チームリーダー層は、現場と経営層の板挟みになるケースが多いものです。経営層からは「ウェルビーイングを高めよ」と言われるものの、現場では何をしたら良いか分からないということはありませんか。また、「ウェルビーイング」より、会社や組織への帰属意識・エンゲージメントを高めることを目的とする企業も多いでしょう。

このように悩み多きチームマネジメントにおいて、その解決の糸口を探るべく、幸福学の第一人者である前野隆司教授に、組織づくりや、即実践できるノウハウを教えていただきました。

メンバーを対象に実施した幸福度診断のうち「職場の幸せ力」は一般平均より高い結果が出ている「HELP YOU」ですが、何が要因でそのようにさせているのかを明らかにし、改めてそれを保持していけるような組織づくりの必要性を感じています。現場からの幸せをどのように創出するかを前野先生と一緒に考えました。

当日の様子 

◆オープニング

オープニングでは登壇者の自己紹介を行いました。今回は幸福度の第一人者である慶応義塾大学の前野隆司教授よりこれまでのご経歴から、なぜ幸福度の研究を始めるに至ったのか?など前野教授自身の体験も交えながら、語っていただきました。加えて、ニットからは、社内組織活性を担当する西出と広報の今西が登壇し、幸福度診断を実施する企業の代表として登壇しました。

◆前野先生から伝える6つのこと

今回は幸福学の第一人者である前野教授から6つのことを教えていただきました。

➀幸福学を知る
幸福度を高めるには、まず幸福学について知ることが大切です。幸福学とは?と初めて聞く人にも分かりやすいように前野教授に語っていただきました。

②個人で幸福度を高める
幸福学について学んだあとは、実際にどう幸福度を高めていくのか?具体的な方法について学びました。しかし方法については、答えは一つではなく複数の要素が絡み合っています。まずは個人個人の意識を変えていくヒントを前野先生に伝授していただきました。個人の幸福度が高まることで、仕事の生産性やパフォーマンスを上げていけるといいます。

③組織で幸福学と向き合う

次は企業が社員に対しどのように向き合っていくべきか考えていきました。なぜ組織は個人とみんなの幸せの両方を幸せにする必要があるのか、また両方の幸せを願うことでどのようないい効果をもたらすのかについて語っていただきました。人生の中で職場で過ごす時間は多くを占めます。個人の幸福度を挙げても職場の幸せが低くては、いい効果は得られません。生産性の高い企業となるには、企業が個人の幸せに向き合うことが必要です。

④「楽観的」を生み出す
「幸福度」と「楽観的」は深くかかわっています。「楽観的」とは適当にやって、何とかなるだろう、と手を抜くことではなく、しっかりと目の前のことに向き合い、ポジティブな感情を感じるように日々の行動していくことが大事であるといいます。「ポジティブな言葉を意識的に使っていく」「相手の話を傾聴し否定しないでまずは承認してあげる」など「楽観的」を生み出すために必要な、具体的な方法についても言及いただきました。

⑤メンバーに任せる

仕事は受け身ばかりはやりがいを見出せず、面白さを感じることができません。社員ひとりひとりが主体的に行動していけば、ひとりひとりのやりがいを高め、幸福度を上げていける可能性があります。「部下がひとりで仕事を進めていくことに不安を感じていたらどうする?」という問いに、前野教授から「対話を通し、相手の困っていることをまずは聞いてあげる。そのうえでどう進めていけばよいかを一緒に考えていくことが必要である。」と回答しました。


⑥役割と承認を大事にする

前野教授からの6つ目のことは役割と承認を大事にすることと教えていただきました。「社内会議で沈黙が多くて悩んでいる。コミュニケーションを活性化させるにはどうしたらいいか?」という問いを事例に挙げ、「会議の中で相手を否定しないことで発言を自由にしやすくする」「誰が会議を仕切るか先に決めておく」など具体的な方法を教えていただきました。

◆ニットの4つのこと
➀フルリモートで幸福度を高めるコツは小さな成功体験

幸福度診断を活用し、ウェルビーイングな組織運営に取り組むニットの活動も紹介しました。フルリモートの環境で幸福度を高める取り組みとして、「ステップアップ制度」「隔週note」「knit MARCHE」など、個人のやりたい!が自由に発信でき、チャレンジして、実現ができるという、小さな成功体験を紹介しました。会社が個人のやりたい!を応援することが、幸福度の高さにつながっています。

②話し合いのスタンスを知る

オンライン会議で話し合う際にも、「ディスカッションの場では自分のことを一回棚に上げて自由に発言すること」「実現の可能性を高めていくこと」「相手を否定しないこと」この3つを前提に話をするようにしています。話し合いをする上で、発言に対して否定しない土壌が築けていれば、皆自由に発言することができ、新しい発見が見つかる可能性が高くなります。

③テキストコミュニケーションのシーンを使い分ける

フルリモートの組織では、テキストでのコミュニケーションがメインとなります。そのため、その時々の状態に合わせてチャットでの対応にも注意が必要です。緊急依頼であればチャットではなく電話で連絡を取ってみたり、何度もやり取りが続くような話はオンライン会議を活用したり、ネガティブな発言はテキストでは避けた方がいいなど、シーンに合わせて使い分けていくのが適切であると伝えました。これらに注意することで業務を円滑に進めることができます。

④余白や隙を意図的につくる

業務ばかりだと集中力も続かず、生産性も下がってしまいます。ニットでは、忙しい中でも意図的に余白や隙をつくるようにしています。Social Cafeではメンバー同士が仕事以外の話をし合うための会議として、45分間テーマに沿ってディスカッションをしています。また、現在47個のオンラインコミュニティがあり、これらはすべて希望者が自分で立ち上げ運営しているので、個人が参加したいときに参加しています。このように、日ごろから仕事以外の会話や関係性を構築しておくことで、業務を円滑に進めていくことができます。

アンケート結果と参加者の声

◆セミナーの参加者アンケートの結果

セミナーに参加した人の94.7%が「非常に良かった」「よかった」と回答しました。

◆参加者の声
・幸福学についてのわかりやすいご解説、そして先進的な実務の取り組みについて伺うことができ、大変勉強になりました。これからの組織づくり、会社のあり方にとって、非常に重要な視点と感じました。

・「人と比べないことが幸せにつながる」という考え方が本当に真をついて、すごく大切にしたいと思いました!他者に寄り添ってあげる、仲間になってあげるというスタンスで接していきたいと思います。

「環境は自分で作るもの」「全てのことに対してありがたい気持ちを持っていれば幸せになる」などすごく共感しました。

・参加させていただきありがとうございました。「幸福学」についていまいちピンときていなかったのですが、専門の先生のお話を聞けて理解が深まりました。まずは他人の声を否定せずに受け入れることから、意識して行いたいと思います。 企画頂き、ありがとうございました!

・進行もスムーズで大変聞きやすかったです。幸福感を構成する要素を言語化できたことで、すっきりした気がします。

・4つの要因が非常にわかりやすく、行動するときや思考するときの「拠り所」になると安心感を覚えました。あわせて、「すべて感謝に結び付ける」この言葉は、幸せの掴み方だと思えました。

登壇者

プレゼンター<前野 隆司氏:慶応義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授>

1984年東京工業大学卒業、1986年同大学修士課程修了。キヤノン株式会社、カリフォルニア大学バークレー校訪問研究員、ハーバード大学訪問教授等を経て現在慶応義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授。慶応義塾大学ウェルビーイングリサーチセンター長兼務。博士(工学)。著書に、『ウェルビーイング』(2022年)、『幸せな職場の経営学』(2019年)、『幸福学×経営学』(2018年)、『幸せのメカニズム』(2013年)、『脳はなぜ「心」を作ったのか』(2004年)など多数。日本機械学会賞(論文)(1999年)、日本ロボット学会論文賞(2003年)、日本バーチャルリアリティー学会論文賞(2007年)などを受賞。専門は、システムデザイ  ン・マネジメント学、幸福学、イノベーション教育など。



・プレゼンター<西出 裕貴:株式会社ニット 組織活性 / インナーブランディング / コミュニティマネージャー>

大学卒業後、大手IT企業にて、営業やカスタマーリレーションに携わる。業界問わず、大手企業向けに業務改善提案や課題解決を行う。また、働き方改革を目的とした分科会を業種別・部門長向けに立ち上げ、顧客満足度向上に従事。 400名のフリーランス&フルリモートワーカーが所属するニットにジョイン後は、組織活性・インナーブランディング・コミュニティマネージャーを担当。 自律型組織やコミュニティ運営・企業理念やビジョンの浸透に取り組み、 メンバー間でのコミュニケーション活性施策やテキストコミュニケーション講座の設計実施に取り組む。コロナ前からフルリモート勤務かつ月額定住サービスADDressを活用した多拠点生活での働き方が話題を呼び、 オンラインでのコミュニティや組織活性に悩んでいる法人、個人をサポートする活動にも従事。


・司会者<株式会社ニット 広報/​今西幸希>


大学卒業後、教育出版社へ入社。その後、化粧品のベンチャー企業へ転職し、一貫して人事・総務としてキャリアを積むが、出産を機に退職。育児をしながら仕事ができるリモートワークという働き方に魅力を感じ、2019年にHELP YOUにジョイン。クライアント企業の秘書業務を経て、現在は、ニットの広報へ従事。現在のTwitterフォロワー数は約10,000名。

 

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 <本件に関するお問い合わせ>
株式会社ニット
広報担当:今西/中野
電話番号:050-5212-5574
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