【HELP YOU】参加者の満足度93.6%、学校教育を超えた性教育セミナー「生理について知る10のこと」<1月5日開催レポート>

佐賀リハビリテーション病院の吉原先生をお招きし、生理にまつわる知識を伝えるオンラインセミナーを開催

オンラインアウトソーシングサービス「HELP YOU(ヘルプユー)」を運営する当社は、2015年よりフルリモート前提で創業し、現在、約500人が日本全国・世界35カ国からオンラインで業務を遂行しています。このたび令和5年1月5日(木)に、「生理(月経)」について理解を深めることを目的とした親子向けのセミナーを開催しました。
HELP YOUメンバーの5割は子育て中です。生理になり始めの時期にお子さんご自身が知識をつけることはもちろん、親世代が正しい知識を持っておくことも同様に重要だと考え、企画しました。本セミナーでは講師に佐賀リハビリテーション病院・吉原 麻里先生を招き、専門的知見を交え、生理に関する様々な情報をお伝えしました。実演を交えながらのセミナーにより、学校教育を超えた理解の場を作りました。

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セミナー概要

​「生理」って何だろう?生理について知る10のこと

◆開催日時:1月5日(木)12:00~13:00
◆方 式:Zoom(PC・スマホで視聴可能)
◆受講料:無料

生理について知る10のこと

①「生理について知ること」はどんな意味があるの?
②現在の学校教育では何を教えるの?
③生理って何が起こるの?
④生理(月経)ってなぜ起きるの?
⑤生理が起きたらどうしたらよい?
⑥生理にまつわる症状ってなに?
⑦生理を和らげるにはどんな方法があるの?
⑧生理っていつ止まるの?
⑨困った時は誰に相談したら良いの?
⑩生理とはどんな風に付き合ったら良いの?

当日の様子 

登壇者の紹介

当日は専門家として佐賀リハビリテーション病院の吉原麻里先生をお招きしセミナーを実施しました。吉原先生自身も4人のお子さんを育てており、「性教育」について日頃から考えていらっしゃいます。今回は「生理」をメインテーマに妊娠・出産、性交渉、プライベートゾーンなど関連したテーマを幅広くセミナーの中でお話いただきました。

生理について知る10のこと
①「生理(月経)について知ること」はどんな意味があるの?

最初は、「なぜ生理について理解しておく必要があるのか」を説明いただきました。子どもたちは皆、お母さんのお腹の中から生まれてきます。生理は「成長の過程で女の子が赤ちゃんを作れる準備ができたという証でとてもおめでたいこと」です。「もしかしたら自分も赤ちゃんができるかもしれない」と考えて知識を身につけておくことの大切さを教えていただきました。

②現在の学校教育では何を教えるの?

次に学校教育でどのように男女の身体の違いを伝えているかについても語っていただきました。学校教育の現場では、中学1年生で成長に伴う男女の身体の変化や、受精卵がどのように赤ちゃんに成長していくのかを学びます。しかし、日本の学校教育では「はどめ規定」が定められており、「性交について」「妊娠の過程」についての記述は取り扱われていません。今回は学校教育の枠を超えて、男女共に子どもの時から知っておいてもらいたいことをお伝えしました。

④生理ってなぜ起きるの?

女性の体の中では、お腹の中で赤ちゃんが成長するために必要なベッドが作られます。生理は月に1度のペースでベッドのシーツを新しく変えるような形で、壁から剥がれ落ちることで生理が起こります。このように女性の身体は赤ちゃんをいつでも快適に迎えられるように、毎月赤ちゃんのベッドにあたる子宮内膜を作り替えています。

⑩生理とはどんな風に付き合ったらいいの?

セミナーの最後には、生理との付き合い方について先生ならではの観点を伝えてくださいました。「自分の身体を守るために生理の仕組みを理解すること」「望まない妊娠を避けるために妊娠する仕組みを知ること」「人生の中の35年間を付き合う生理の対処法を見つけること」「生理の異常が生じたら一人で解決せず、周りや病院を頼ること」などです。困ったことが起きたら家族や学校の保健室の先生など周りの大人に助けを求めることの大切さを中心に伝えてくだいました。

たくさんのチャットが飛び交った質疑応答

「生理について知る10のこと」の講演の後は、質疑応答を行いました。参加者の中からチャットでの質問も多く届き、声を出して直接先生に質問する方もいました。「布ナプキンを使った方が良いのか」「身体の洗い方」など様々なジャンルの質問が飛び、吉原先生が時間の限り回答くださいました。

参加者からの声

・生理について知らなかったことをいっぱい知れて、いつ生理が起きても安心だな、と思いました。

・普段から子どもにも話はするようにしていますが、第三者から言われることでより理解が深まったと思います。

・生理には少し心配な場面もありますが、今日のご説明を聞かせていただいて、「生理が来たら赤ちゃんが生まれるっていう証拠」というのがとてもわかりました。

・ちょうど生理の本や女子向けの本を見ていたりして、本の内容とリンクしたり教わったことで生理への関心が高まりよかったです。

・専門の先生のお話しだったので、娘も真剣に聴いていました。親子で話しても1時間の内容はなかなか伝えられないと思うので、学校などでも取り上げてもらいたいと思いました。

・娘は今9歳で、今年10歳の誕生日が来たときに、娘用の生理用品を用意しようと考えていましたが、早い子では9歳から始まることを知りました。娘といつ生理がきてもいいように、話をすることができました。

・まだ、娘には早いかなと思っていましたが、頭の片隅に大切なこととして残しておくこと、困ったことや、疑問があれば、親にお話してねと伝えられるよいきっかけになりました。

参加者アンケートの結果 

セミナーに参加した人の85.7%が「深まった」と回答しました。

セミナーに参加した人の93.5%が「非常に分かりやすかった」「分かりやすかった」と回答しました。

セミナーに参加した人の93.6%が「非常に良かった」「よかった」と回答しました。

登壇者:佐賀リハビリテーション病院 副理事長 吉原 麻里氏

<吉原先生より>
生理についての講座なので、当初は生理起こる仕組みや対処法に特化した講座を想定していましたが、生理について教えるからには妊娠についての話題は不可避だと判断しました。生理が来るということは、体が妊娠できる準備ができたというサインだからです。そのため生理用品の使い方、肌着等の洗濯法、避妊具の使い方まで実演して説明しました。今回の講座は対象者を限定しなかったので、幼い子と参加して、子には難しすぎたので親が補足説明をしてくれたり、親には言えない悩みを共有したりする場にもなり、私も非常に勉強になりました。参加してくださった皆様、企画運営してくださったニットの皆様、ありがとうございました。

<プロフィール>
◆専門分野:リハビリテーション全般、血液内科学全般
◆所属学会:日本内科学会、日本リハビリテーション医学会、日本血液学会
◆資格:日本内科学会認定内科医、日本リハビリテーション医学会認定臨床医
◆経歴
2010年 久留米大学医学部医学科卒業
2010年 佐賀県立病院好生館 初期研修(研修医)
2011年 佐賀大学医学部附属病院 初期研修(研修医)
2012年 佐賀大学医学部附属病院 血液・腫瘍内科(医員)
2015年4月 佐賀大学医学部附属病院 外来化学療法室、先進総合機能回復センター(医員)
2018年4月 佐賀大学医学部附属病院 血液・腫瘍内科(臨床協力医)
2022年4月 佐賀リハビリテーション病院(副理事長)
◆HP
http://www.sagareha.or.jp/main/1.html
http://www.saga-hor.jp/main/84.html
◆ブログ
https://marystel.online/

本セミナーの企画背景:株式会社ニット 広報 今西幸希

近年、「フェムテック」「フェムケア」など女性のライフステージの課題に合わせたサービスや製品が多く出てきている関係もあり、「生理」をタブー視する風潮は少なくなってきました。一方で「生理とは何か」「妊娠はどのようにするのか」など根本的な身体の仕組みや変化を知る場がまだまだ少ないのではと感じています。
今回、オンラインでセミナーを実施することにより参加者の方の心理的安全性を確保しながら「生理」をはじめとしたさまざまな知識を得ていただきたく、企画ました。今回のセミナーでは親子で参加してくださった方をはじめ、男女・年齢関係なく様々な方がセミナーに参加してくださり、とても嬉しく思いました。
今後もオンラインで社会課題の解決になるセミナーを実施できるように努めていきます。ご参加いただいたみなさまありがとうございました!

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<本件に関するお問い合わせ>
株式会社ニット
広報担当:今西/中野
電話番号:050-5212-5574
メールアドレス:pr@knit-inc.com