ChatGPT実践ワークショップ~プロンプト学ぶ前と後でどう変わる?~<4/13(木)開催レポート>
オンラインアウトソーシングサービス「HELP YOU(ヘルプユー)」を運営する当社は、2015年にフルリモート前提で創業し、現在、約500人が日本全国・世界35カ国からオンラインで業務を遂行しています。
弊社では、HELP YOU AIラボを立ち上げ、さらなる生産性向上と業務効率化を目指し、実験的にChatGPTを社内で活用しています。ChatGPTは聞き方によって適切な回答が得られるかが左右されます。4月13日(木)には、ChatGPTの仕組みを理解する前と後で、回答の精度が上がるのか、「ChatGPTの構造理解」と「ChatGPT実践ワークショップ」の2本立てでセミナーを開催しました。当日の模様をお届けします。
・セミナーについて
▼開催概要
ChatGPT実践ワークショップ~プロンプト学ぶ前と後でどう変わる?~ |
◆開催日時:2023年4月13日(木)12:00~13:00
◆集合場所:オンライン(Zoomミーティング)
◆所要時間:60分
◆参加費 無料(事前登録制・100名限定)
▼開催趣旨
オンラインアウトソーシングサービス「HELP YOU」では、HELP YOU AIラボを立ち上げ、さらなる生産性向上と業務効率化を目指し、実験的にChatGPTを社内で活用しています。ChatGPTは聞き方によって適切な回答が得られるかが左右されます。そこで、仕組みを理解する前と後で、回答の精度が上がるのか、「ChatGPTの構造理解」と「ChatGPT実践ワークショップ」の2本立てでお届けしました。
・当日の様子
▼参加者アンケート
はじめに、「どれぐらいの頻度でChatGPTを使用しているか」について参加者にアンケートをとりました。
ほぼ毎日:28% 週に2~3回程度:33% ほとんど使っていない:23% 使ったことがない:15% |
今回のセミナーでは、「週に2、3回程度」「ほとんど使っていない」「使ったことがない」と回答した方が全体の71%となり、ほとんどの方がまだうまく業務で活かせていないことが分かりました。
▼実践ワークショップ (以下、当日の内容を抜粋)
ワークショップでは、どのような質問をすれば、期待する回答が得られるのか、実際にChatGPTを使いながらみていきました。
◆「○○について教えてください」という聞き方をした場合
長い文章での回答が出てきます。すべて文章で説明されているのでどこが重要なポイントなのかが少し分かりにくいかもしれません。
◆「○○について、具体例を交えて教えてください」という聞き方をした場合
「例えば~」と指示通りに具体例を持ち出で回答がもらえることが分かります。具体例を用いて分かりやすく回答が欲しい時に効果的です。
◆「○○について簡潔に箇条書きで教えてください」という聞き方をした場合
今までのように文章の形での回答ではなく、指示した通りに箇条書きでの回答が得られます。箇条書きで情報を得ることで、ポイントを洗い出しやすくなります。
▼情報のさまざまなアウトプット例
◆「記事を書くための変数とステップを洗い出して、まとめてください」と指示を出すと、必要なステップ(進め方)をまとめた回答が得られました。すべて箇条書きで情報が出てきます。
◆次に「テーブル方式でまとめてください」という指示を出すと、記事を書くために必要なステップを表形式でまとめてくれます。先ほどの箇条書きでの記載に比べ必要なステップを見やすくすることができます。
◆さらに「ステップ(進め方)」「処理の手順」「結果」「変数」など必要な情報を指定すると、それらを1つの表にまとめてくれます。先ほどの表形式では、「変数」「ステップ」が異なる表でまとめられていましたが、「フォーマットにまとめてください」と指示することで1つの表に集約させることができます。
◆より回答精度を上げたい場合には、「あなたは○○のプロです。専門家として回答をしてください」と指示を出すことで、より専門的な答えを得ることができます。
プロンプト例 |
##あなたはプロの〇〇です。プロの観点から下記の質問に回答してください。## |
◆到達したいゴールは決まっているけど、何を情報として入れたらいいかわからない場合には、それをChatGPTに質問していき、不足している情報を洗い出していくことができます。
プロンプト例 |
##これからゴールを提示します。ゴールまでに必要な情報がもし不足していれば、質問して不足を無くしてください。不足がなくなるまで、質問を繰り返し、不足がなくならない限りはアウトプットをださないでください。その回答を元にゴールまでの道筋を再設定し、ゴールを達成できるようにしてください。理解できればOKと言ってください## |
▼これからの人とAIとの働き方
最後に、AIと人との協創社会になるこれからの時代における、5つの分業パターンについて解説しました。
一型:人だけで仕事をする T型:人の仕事をAIが助ける O型:人の仕事をAIが広げる 逆T型:AIの仕事を人が補助する I型:人の仕事をAIが完全代行する |
今後は「人の仕事をAIが補助する」T型から「AIの仕事を人が補助する」逆T型への推移に対応できる人材が、求められていくのではないでしょうか。
・参加者アンケート
講師の説明は分かりやすかったですか?
セミナーのアンケートデータによると、参加者の87.5%が講師の説明が「非常に分かりやすかった」「分かりやすかった」と回答しました。
参加者からの声
・聞き方について具体例を交えながら教えて頂き、実践もできたので理解が深まりました
・漠然と知っているつもりでいましたが、聞いてみると奥が深く、もっと使いこなせるのだということがわかりました
・明日からすぐに使えるTipsが沢山ありました
・実際に手を動かしたので楽しかったです
・解説者:HELP YOU AIラボ 森 勝宣
<解説者プロフィール>
早稲田大学卒業後、マーケティング会社でリサーチツールの法人営業や海外調査案件に従事。ニットにジョイン後は、マーケティングと新規事業開発を担当。HELP YOUのマーケ戦略策定、オウンドメディア編集長、広告運用、セミナー企画など、マーケティング部門の責任者を担当。現在、海外事業部を立ち上げ、日本企業の海外進出を支援するHELP YOU+海外進出の事業責任者。2023年2月よりHELP YOU AIラボメンバーとして、ChatGPTをはじめとするAIツールの研究を行う。
・ゴールデンウィークにもChatGPT実践ワークショップ~プロンプト学ぶ前と後でどう変わる?~【4/21(金)~5/8(月)限定配信!】
4月に開催したChatGPTセミナー「ChatGPT実践ワークショップ~プロンプト学ぶ前と後でどう変わる?~」は、多くの方にご好評いただきました。4月21日(金)から5月8日(月)までの期間限定で、このセミナーの様子を動画で公開いたします。この機会に、ChatGPTの実践的な使い方を学び、あなたのビジネスに役立ててみませんか?
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000525.000059127.html
・オンラインアウトソーシングサービス「HELP YOU(ヘルプユー)」
さまざまなスキルセットを持った優秀なアシスタントチームがあなたの仕事をサポートする業務効率化のサービスです。バックオフィス系の業務(人事、経理、営業事務、資料作など)をオンラインアウトソーシングとして請け、コア業務に集中できる環境作りに貢献します。
メンバーはアメリカ・フランス・ドイツなど世界35カ国に、東京都、宮城県、大阪府、福岡県など全国各地にいます。
HELP YOUサービスサイト:https://help-you.me/
HELP YOU採用サイト:https://va.help-you.me/
<本件に関するお問い合わせ>
株式会社ニット
広報担当:小澤/中野
電話番号:050-5212-5574
メールアドレス:pr@knit-inc.com